「在宅ワークを本業にしたい」という方が多数いますが「在宅ワークは本業にできるほど収益はあげられるのか」と疑問に思うかと思います。
結論から言いますと、在宅ワークは本業として稼ぐことはできます。
今回は在宅ワークを行っている人について
- 在宅ワークの年収はいくら?
- 在宅ワークで稼げる職種は?
- 在宅ワークで稼ぐためのコツ
について解説していきます。
5分くらいで読み終わる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
在宅ワークの年収は?
上記のデータは平成27年度の在宅ワークを行っている人の年収です。(在宅ワークを本業、副業としている人)
平均年収が118万円となっており、年収が300万円以上から食べていける収入とすると全体の約15%しかいません。
全体の15%しか本業として生計を立てられないと聞くと少なく感じますが、収入が少ない人の理由について見ていきましょう。
在宅ワークで稼げない理由は?
在宅ワークで稼げない理由は以下の3点にあります。
- 稼働時間が短い
- 単価の低い在宅ワークの仕事をしている
- 仕事を受注するためのサイト選びが間違っている
稼働時間が短い
一日の平均稼働時間が5.4時間と、副業として在宅ワークを利用している人が多いです。
8時間以上働いている人は全体の25%しか存在せず、在宅ワークを本業としている人自体が少ないというのが、収入が少ない原因でもあります。
単価の低い在宅ワークを選んでいる
在宅ワークの職種は様々です。
在宅ワークでは「プログラマー」「WEBデザイナー」が特に単価が高い職種となっていますが、かなり少数派となっています。
「WEBライター」も経験者であれば、かなり稼げますが、初心者の方がWEBライターの仕事をしても単価の低いものしか受けられずなかなか苦戦するかと思います。
「データ入力」「文字起こし」などは誰でもできる仕事なので、在宅ワークとしては人気ですが、専門的なスキルが不要な職種で稼いでいくのはかなり厳しくなっています。
在宅ワークを本業にしたいのであれば、プログラミング経験者であることか、専門的なスキルを身につけるかをしないとなかなか難しいかもしれません。
在宅ワークで受注する際のサイト選びが間違っている
在宅ワークで仕事を受注する方法に関しても重要となっています。
在宅ワークで仕事を受注する場合、以下の3つの方法があります。
- 知り合い、友人に仕事を紹介してもらう
- クラウドソーシングサイトを利用する
- フリーランス専門サイトを利用する
知り合い、友人に仕事を紹介してもらう
知り合い、友人に仕事を紹介してもらい、仕事の生計を立てていくという方法です。
仕事関係の知人が多い人であれば、これでも問題ありませんが、仕事を紹介してもらうツテがある人が非常に少ないです。
また、友人価格で仕事を発注するなど、人間関係を良好にするために単価を低く設定してしまうなんてこともあります。
仕事の受注方法ではあまりおすすめしません。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトは「企業や個人が依頼した仕事を誰でも簡単に受けることができる」といったサイトです。
特徴としては「短期間、単発の仕事が多い」というもので、どちらかというと副業向けのサイトとなっています。
労働時間をなかなか確保しずらい副業としてはありがたいサイトとなっていますが、本業としてやっていくには、あまり収入が安定しないことや、高い単価の仕事を見つけるだけでもなかなか苦労してしまうといったことがあります。
プログラマーやWEBデザイナーであれば、ひとつひとつの案件の単価が非常に高いため、単発の仕事でも生計を立てれますが、それ以外の職種で生計を立てることはなかなか厳しいかと思います。
フリーランス専門サイトを利用する
フリーランスとは「会社、団体に属さず、自由に個人で仕事を請け負う働き方」をする人を指します。
フリーランスサイトはそんなフリーランスに案件を紹介してくれるといったサイトです。
フリーランスサイトの特徴としてはクラウドソーシングサイトとは違い、月給制や時給制といった期間報酬型の案件を紹介してくれるといったことが特徴のひとつです。
クラウドソーシングサイトとは違い、長期契約となる場合がほとんどで、半年~1年間契約で仕事をすることになります。
長期契約となるので、収入が安定しますし、フリーランス専用サイトは高収入の案件が多くなっています。
私がシステムエンジニアとして会社で働いていた経験がありますが、出向先にいっていたときの単価が90万円で、実際にもらっていた給料は27万円でした。
70%くらいのお金が会社に取られしまうといった謎の報酬システムでした。
フリーランスサイトではマージン率は10%~20%であり、単価が100万円だった場合、80万円~90万円が受け取れるといった仕組みとなっているため、高額な報酬がもらえるのです。
在宅ワークを本業にする場合は、フリーランス専用サイトが一番のおすすめとなっています。
ただし、ほとんどの案件がWEBデザイナー、プログラマー関連のものなので、専門スキルが必須です。
最後に
在宅ワークを本業にしたいのであれば、単価の高い職種の案件を受けるため、専門的なスキルを身につけることは必須です。
またサイト選びも重要な位置づけとなっています。
サイト選びに失敗し、単価の低い案件を受け続けても、本業として生計を立てることは非常に難しいです。
高いスキルの獲得、正しいサイト選びを行い、本業として生計を立てられるようチャレンジしてみてください。