コロナの影響で副業が注目されており、本業とは別に収入を得たいという方が増えています。
その中で、今回は副業でアプリ開発で稼ぎたいという方に対して、以下のことを紹介していきます。
- アプリ開発での収入源
- アプリ開発を副業として稼ぐことは難しい理由
- アプリ開発で用意するべきもの
- アプリ開発を副業として稼ぐには
アプリ開発での収入源
アプリ開発をして得られる収入はどこから発生するのかについて説明していきます。
アプリ購入
その名のとおり、アプリをダウンロードするときに購入という形でユーザーに買ってもらい、収入を得る方法です。
これは、わかりやすい収入発生源となっていますが、現在非常に多くのアプリが無料で出回っており、そのクオリティもかなり高いものとなっています。
有料のアプリを購入してもらうためには、何かかしらの強味が必要です。
例えば、有名なマンガ、アニメを題材にしたアプリを開発するといったことです。
ただし、こちらは個人で開発するのは、資金が必要になり、なかなか厳しいかもしれません。
まずは、いきなり有料ものを販売するより、無料のアプリを開発で知名度を上げてから、有料のアプリを出すなどをしたほうが良いかと思います。
ゲーム内課金
ゲーム自体は無料で提供し、ゲーム内で課金をしてもらうという方法です。
例えば、キャラ、アイテムの購入などです。
人間は時間を無駄にしたくないという習性があります。
なので、強いキャラや、経験値2倍などゲームを進めるうえで、時間短縮できるような要素を課金に盛り込むと収入を得やすいという法則があります。
広告収入
アプリ内に広告を載せて再生、表示してもらうだけで得られる収入です。
ユーザーに広告を再生、表示してもらうことで、収入を得ることができますが、1回あたりの再生で得られる金額は課金等に比べると低めとなっています。
広告にも色々ありますので、広告の種類とそれぞれの単価について説明していきます。
インプレッション型広告
アプリ内で表示されるたびに広告収入が発生するものです。
1,000回ごとに発生する収入を「インプレッション単価」といい、1,000回表示あたりの単価は10~500円くらいが相場となっています。
クリック型広告
ゲーム内の広告をユーザーにクリックしてもらうことで得られる収入です。
こちらの単価は5~30円となっており、かなり高い収入を得ることができますが、ユーザーにクリックしてもらうのはなかなかハードルが高くなっています。
よっぽど興味が沸く広告や、誤クリックが発生しない限り、クリックはしてもらえないかもしれません。
成果報酬型広告
アプリ内で広告をクリックしてもらい、移動先のホームページで商品、サービスを購入してもらうことで収入を得られるといったものです。
相場に関しては、かなり幅広くなっており、100円のものから、数万円といった高額のものもあります。
こちらに関しては、適用しているアプリ開発者はほとんどいません。
理由は単純に難易度が高すぎるからです。
クリックだけでも難易度が高いのに、その後商品を購入するユーザーはほとんどいません。
アプリ開発に必要なもの
アプリ開発自体は無料で行えますが、アプリを販売するときにGoogle Play Store、Apple Storeに載せなければいけません。
その際にかかる金額は以下の通りとなっています。
- Apple Store(年間$100(約10,450円))
- Google Play Store($25(2638円))
iOSだと年間1万円程の出費がかかってしまいますが、Androidでは初回に2,500円払えば、そのあとはお金が掛かりません。
ただし、その分Androidのほうが、アプリ総数が圧倒的に多いため競争率が激しくなっています。
アプリ開発で稼げない理由
アプリ開発で稼ぐことが難しい理由としては、以下のことが挙げられます。
開発規模の違い
アプリ開発には、多くの大手企業が参加しています。
大手企業は、個人とは違い、開発規模も大きいので、クオリティの高さ、開発期間などが段違いです。
年々アプリ全体のクオリティが上がってきており、高いクオリティを出すためにかなりの開発スキルを求められます。
また、あなたが独創的なアプリを思いつき、アプリ開発を行い、数か月後または数年後にアプリをリリースしたとしても、そのころには、開発期間の短い大手企業がすでに同じようなアプリをリリースしている可能性もあります。
宣伝力の違い
アプリで収入を得るためには、アプリ開発も重要ですが、まずはユーザーにダウンロードしてもらわなくてはいけません。
ダウンロードしてもらうためには宣伝力が必要になります。
個人で宣伝するにはSNS、youtubeなどを活用して、開発したアプリを拡散してもらうなどの方法がありますが、大手企業の宣伝力の前には、埋もれてしまいます。
宣伝する方法も工夫する必要があるのです。
今だと大物youtuberに宣伝してもらうという手もありますが、宣伝費用はかなり高いです。
宣伝費以上の収入を得られるのかわからない状態で、依頼するのはなかなかのギャンブルかもしれません。
アプリ上位表示の技術
ユーザーがアプリを検索したときに、上位表示させるといった技術であるASO対策(App Store Optimization)を行う必要があります。
ユーザーがアプリを検索したとき、大体のユーザーは上位4~10個くらいのアプリだけをみて、ダウンロードするかを判断します。
上位表示されないアプリは、なかなかダウンロードされません。
ASO対策に関しても、やはり大手企業は知識があり、協力なライバルが多数存在するため、なかなか上位表示させることは難しいです。
アプリ開発で稼ぐためには?
正直、副業としてアプリ開発で稼ぐことは難しいかもしれません。
よっぽどのアイディア、技術力に自信のある方でないと厳しいと思います。
副業としてアプリ開発で稼ぐ方法としては、以下方法があります。
アプリ開発を企業案件として受託する
個人でアプリ開発をして、リリースするのではなく、企業からアプリ開発を受託して開発費を収入とするやり方です。
こちらに関してはクラウドソーシングサイトを利用すると良いかもしれません。
クラウドソーシングサイトとは「企業や個人が依頼した仕事を誰でも簡単に受けることができる」といったサイトです。
クラウドソーシングサイトでは、多数のアプリ開発案件があり、簡単に仕事を受託することができますので、お手軽です。
また、アプリ開発は高額な案件が多数存在しているため、副業で稼ぐには良いと思います。
アプリ開発の仕事をする上でのおすすめのクラウドソーシングサイトを紹介しますが、できればすべて登録しておいたほうがよいです。
理由としては、ひとつのサイトではおいしい仕事が見つからないときもあります。
複数のサイトで多数の案件があれば、自分の得意とする作業を見つけやすかったり、中には本業の給料を上回る金額を得れるような案件もみつけることができます。
いづれも無料ですので、気軽に登録してみましょう。
最後に
自分でアプリ開発を行い、販売することはなかなかハードルは高いかもしれません。
ただし、アプリ開発を行えるスキルは、希少でありますので、副業で稼ぐ場合は、企業案件を受託して稼ぐことをおすすめします。
案件自体も多数あり、金額自体も副業とは言えないくらい高額なので、ぜひ企業案件を活用してみてください。