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フリーランスが仕事を断るときのメールの例文を紹介

フリーランスが仕事を断るときのメール例文を紹介

フリーランスが仕事を断る際には、クライアントに非常に気を使ってしまうものです。

「そもそも仕事を断ったら今後仕事が来なくなるのではないか?」
「どういう断り方が相手側に失礼がないか」
「そもそもどんな基準で仕事を断っているの?」

などといった疑問を思う方も少なくないでしょう。

本記事ではフリーランスが仕事を断ることについて

  • フリーランスが仕事を断るときの基準は?
  • 仕事を断るときに気を付けておくべきこと
  • 実際に仕事を断るときのメール例文

について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

フリーランスが仕事を断るときの基準は?

フリーランスが仕事を断るときの基準は?

フリーランスはどういった内容の案件だったときに仕事を断ってもよいのでしょうか?

本章では仕事を断るときの基準になる例を紹介していきます。

報酬額が割に合わないとき

案件を依頼してくるクライアントは様々であり、報酬額が低い案件や、中には無償で依頼してくるクライアントもいます。

ただし、仕事を断るときの報酬額のラインがいまいちわからないという方は、あなたが普段受け取っている報酬額(時給換算したもの)の1/2を下回るようでしたら迷わず断ってしまったほうが良いです。

もちろんスキルアップできる案件など、報酬額以外の面で魅力に感じる案件もあるとは思いますが、1/2を下回る報酬額ではスキルアップを考慮しても割に合いません。

ただし、以下に当てはまる場合は金額が低くても案件を受けるべきでしょう。

  • フリーランスを始めたばかりで、クライアントとの繋がりがない
  • 他の案件を獲得できる見込みがなく、スケジュールに余裕がある
  • 獲得したスキルが、以降の高い案件の獲得に期待ができる
  • 次回契約が期待でき、単価交渉が期待できる・確約されている

自分の持っているスキルじゃ対応できないとき

自分の持っているスキルでは対応できないような案件は必ず断るべきです。

クライアントの求める成果物を納めることができないようであれば、ただただクライアントからの信頼を失うだけであり、デメリットが大きすぎます。

スキルを持っていなく、クライアントからサポートを受けられるような案件であれば、スキル獲得のチャンスですので引き受けたほうが良いですが、スキルを持っている前提で頼まれている案件の場合は、必ず断ってください。

あなたのできることを偽っても良いことはありません。

納期に間に合わないような期間で依頼されたとき

クライアントはあなたに案件を依頼するとき、どれくらいの工数がかかるかを正しく見積もっていない場合があります。

ですので、案件を引き受ける前に工数見積もりを行うと思いますが、中には明らかに期限内で終わるような工数でない場合があります。

その場合は、あなたが工数見積もりを行った結果を提示し、報酬、期限についての交渉を必ず行いましょう。交渉が通らなかった場合は仕事を断ってください。

ちなみに残業や休みなしで働くことを前提で、引き受けるもの辞めたほうが良いです。

もし見積もった工数以上に時間がかかってしまうような案件だと、その後のリスケが不可能となってしまい納期に遅れることになります。

リスクを背負いながら仕事をやるという考え方は非常に危険であり、いつか必ず失敗することになりますので、余裕を持ったスケジュールを組める案件を受けていきましょう。

単純に仕事を受ける余裕がないとき

そもそもスケジュールに空きがない状態で仕事をさらに引き受けるといったことはしないと思いますが、そういった場合は仕事を断りましょう。

仕事を断る際にも一番断りやすい理由となり、クライアントにも悪い印象を与えることはないので、断って問題ありません。

仕事を断るときに気を付けておくべきこと

仕事を断るときに気を付けておくべきこと

仕事を断る際は、以下のことに気を付けて断りのメールを送るようにしましょう。

曖昧な伝え方ではなくはっきりと断りを入れる

仕事を断るのに抵抗がある方の中には、曖昧な表現で断りのメールを送る方がいます。

クライアントが受け取ったときに「おそらく断りのメールだと思うけど、一応確認のメールを返信しよう」など手間を取らせるだけであって全く良いことはありません。

やり取りが多くなるのは、相手側からしても面倒という印象しか与えず、はっきり伝えられない方は、仕事においても伝えられず何か重要なことを隠すのでは?と思われても仕方ありません。

どんなことにおいても意見をはっきり伝えていくようにしましょう。

断りを入れるときに嘘はつかない

断りのメールの入れる際に、その理由についても伝える必要がありますが、その理由に嘘をつくことは絶対にNGです。

嘘をついたのちに相手先のその嘘がバレてしまった場合、必ず関係に亀裂が入ります。

仕事を一緒にしていく上で、信頼関係は重要なものであり、信頼関係を一瞬で潰してしまうのが「嘘をつく」ことです。

嘘がバレたからさらに嘘を積み重ねても、限界があり必ずバレてしまいますし、嘘を引き延ばした分さらに信頼を失いことになりますので、必ず真実の理由を伝えることを心がけましょう。

感謝を全面に出した文章にする

仕事を断るにしても「仕事を依頼されてうれしい」「感謝している」「断るのが残念だ」という気持ちが表れるような文面のメールを送ることが大切です。

単純に断りのメールを入れるよりも、感謝が表れている内容のほうが断られたとしても相手としてうれしいですし、また仕事の依頼をしようという気持ちにさせてくれます。

ただし、感謝の内容が多すぎて文章がしつこくならないようシンプルに伝えていくのも大事ですので注意しましょう。

案件を受ける前に断る

当然ですが、仕事を受けた後に断るというのは絶対に辞めましょう。

仕事は一旦引き受けてしまった場合は、必ず最後までやり通してください。

仕事を途中で断るということは「仕事放棄」と同じ意味合いです。仕事放棄をする相手に仕事の依頼をしてくれるクライアントはいません。

実際に仕事を断るときのメール例文

仕事を断るときのメール例文

本章では実際に仕事を断る際のメールの例文を場面ごとに紹介していきます。

案件を断る際のメール例文

件名:☆☆案件について

株式会社〇〇 △△様

お世話になっております。□□です。

この度は、☆☆案件についてご提案いただき、誠にありがとうございます。

せっかくご提案をいただいたのにも関わらず、大変恐縮ではございますが、

候補1.私のほうで見積を行った結果、報酬面で条件が合わないため、お受けするのが難しいという判断に至りました。

候補2.私の持っているスキルでは対応できない案件であり、お受けするのが難しいという判断に至りました。

候補3.現在業務が立て込んでおり、新たに仕事を受けるのが難しい状況です。

ご要望に添えず申し訳ございません。

今回は辞退させていただきますが、タイミングが合えば受けさせていただきたく存じますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

〇〇(署名)

上記例文では

候補1.報酬が少ない
候補2.スキル不足
候補3.スケジュールが埋まっている

の3つの場面においてメール文の例を挙げました。

「候補1」についてはこちら側が見積もった結果を添付ファイルとして載せると親切です。あなたが見積もった内容で依頼されることもありますし、今後クライアントが仕事を依頼するときの報酬の指標値にもなるかもしれません。すでに見積を終えた状態であり、あなたにかかる手間もないので、見積書を提示すると良いでしょう。

「候補3」については、スケジュールの空きを確認し、いつなら受けることができるということも記載してあったほうが良いかもしれません。上手くいけば、空いている時期に案件の確保ができるかもしれません。

まとめ

本記事についてまとめると

仕事を断るときの基準
  • 報酬額が割に合わないとき
  • 自分の持っているスキルじゃ対応できないとき
  • 納期に間に合わないような期間で依頼されたとき
  • 単純に仕事を受ける余裕がないとき
仕事を断るときに気を付けておくべきこと
  • 曖昧な伝え方ではなくはっきりと断りを入れる
  • 断りを入れるときに嘘はつかない
  • 感謝を全面に出した文章にする
  • 案件を受ける前に断る

仕事を受けるうえで、クライアントとフリーランスは対等な立場であることを意識しましょう。

下手に気を使って仕事を断れないフリーランスになってしまうと、収入面で苦労することになりますし、他のおいしい案件を受注できるスケジュールが確保できず、仕事の種類、スキルの幅が広がらないままジリ貧なフリーランスになってしまいます。

案件を受ける際に、案件受けるべきかの判断できる材料となる基準を自分の中で作っておき、あなたのためになる案件を受けれるようにしていきましょう。

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