【2021年最新】フリーランスの言語別求人案件ランキング

本記事ではフリーランス案件について、言語別に「案件数」「単価」「クライアントが求めるスキル」についてランキング方式でまとめました。

需要がある言語、それぞれの単価、クライアントの要望を満たすことができるスキル等、フリーランスにとって何が必要なのかについて記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

■調査対象
エンジニアスタイル東京が管理するフリーランス案件を対象に調査(111,371件)
■調査期間
2021年1月~11月
■調査方法
各言語別の案件データよりエンジニアスタイル東京のデータを抽出

言語別案件数ランキング

第1位 Java

案件数 23,035件
平均単価 67万円
最高単価 200万円
最低単価 15万円

Javaはインターネットが普及した90年代から使われており、2021年現在でも最も需要のある言語です。

WEBアプリ、デスクトップアプリ、スマホアプリ、組み込み系など幅広い開発で利用することができるという点や、OS関係なく動作する設計から様々な開発に活用できるため非常に多い案件数となっています。

クライアントから求められるスキルについては、Javaに加えて基本設計、詳細設計などの上流工程や、OracleなどのDB関連の知識、システムはLinuxサーバで運用することが多いため、Linuxのコマンド知識等が求められます。

またフリーランス側にもメリットがあり、JavaはC言語、C++からの構文を継承しており、RubyやC#なども似たような作りになっているため、Javaができれば他の言語も比較的習得しやすいという点があります。

第2位 JavaScript

案件数 17,285件
平均単価 67万円
最高単価 180万円
最低単価 10万円

JavaScriptは、WEBブラウザ上で使われるスクリプト型言語です。

案件数が多く需要が高い理由としては、WEBブラウザ上で動的コンテンツの開発を行うことができ、リッチなホームページ等を作成する際にも必須のスキルとなっています。

金融機関のWEBシステムや、じゃらんやるるぶなどが提供する宿泊予約サイト、JR東日本が提供するような切符予約システムなどWEBシステムを開発するうえで優れたUI、豪華な画面の見た目を再現することができるため、クライアントが案件を応募する数が多い理由のひとつとなっています。

またJavaScriptは便利な反面、コンパイラの介入が必要がない理由よりバグが見つけにくいので、バグ改修として運用、保守にも需要があります。

第3位 PHP

案件数 13,614件
平均単価 67万円
最高単価 150万円
最低単価 10万円

PHPは、1996年に誕生した世界中で使われているオープンソースのスクリプト言語です。主にWEBアプリケーションで採用され、世界中で高いシェア率を誇っています。

ただしWEBアプリケーションでは数多くのアプリ開発が行われていますが、AIやモバイルアプリなどの分野での活用は難しいため、大きく需要が拡大するといった可能性は低いと見込まれています。

しかしWEBアプリケーションを作成するうえで画面が容易に作れる点や、日本国内CMSシェアランキング1位を誇るWordpressはPHPを使って作られているため、言語別案件数ランキングで上位に食い込みました。

注意するべき点としては、案件における単価です。案件全体の平均単価は67万円となっていますが、中には非常に安い単価の案件で発注をかける企業も存在するので以下を参考にして案件を受けると良いでしょう。

  • 経験年数1~2年  50万円
  • 経験年数2~3年  60万円
  • 経験年数3~5年  65万円
  • 経験年数5年以上  70万円

第4位 Ruby

案件数 6,365件
平均単価 72万円
最高単価 150万円
最低単価 10万円

Rubyは、Javaなどと同様に全てのデータをオブジェクトとして表現できるオブジェクト指向スクリプト言語です。Rubyの構文は、読みやすくシンプル、少ないコード量で開発できるため、初心者にも習得しやすい言語となっています。

Rubyの開発では「WEBアプリ開発」「スマホアプリ開発」「スクレイピング(WebサイトのHTMLから情報を収集し、解析・加工などの処理)」の案件がメインとなります。

将来性としては、RubyのWEBサービスの需要はこれからも大きくなると考えられていますが、以下の分野に関しては不安視されています。

  • データサイエンス
  • 大規模なWEBアプリケーション開発

Rubyはコード量等が少なく開発が容易にできるというメリットがありますが、残念ながらJavaやC言語に比べると処理速度が遅いため、上記のような分野の案件の需要は獲得できないと予想されます。

第5位 Python

案件数 5,792件
平均単価 72万円
最高単価 180万円
最低単価 10万円

Pythonは、1991年に作られたオープンソースのプログラミング言語です。

YoutubeやInstagramなどの有名なサービスにも活用されている言語であり、特にAIの技術を中心とした機械学習やディープラーヒングなどにおいてPythonは非常に有用です。

AIの分野は今後さらに発展する見込みがあり、Python需要がさらに伸びると予測されています。

第6位以降の言語別案件数ランキング

言語 案件数 平均単価 最高単価 最低単価
C# 5,792件 72万円 180万円 10万円
VB.NET 3,691件 63万円 150万円 20万円
GO言語 3,604件 74万円 150万円 20万円
Swift 3,501件 71万円 150万円 21万円
C++ 2,869件 67万円 160万円 30万円

フリーランスが高い単価の案件を受注するためのポイント

フリーランスが単価の高い案件を獲得するためにどのようなものが求められるのかについて解説していきます。

上流工程をこなせる

フリーランスとして上流工程に対応できると良いでしょう。要件定義、基本設計、詳細設計など開発の基礎となる部分を作れるのはクライアントにとってありがたい人材です。

上流工程をこなせる人材の単価が高い理由としては、設計がしっかりしているプロジェクトは開発をスムーズに進めることができ、工数削減や、バグの少ないシステム作りが可能となるからです。

ただ単純に上流工程をこなせるのではなく「仕様を正しく理解できる能力」「わかりやすくミスのない仕様書」「仕様書を上手に説明できる能力」「レビュー能力」などしっかりした上流工程をこなせる能力が重要になってきます。

上流工程にミスがあり、下流工程でバグが発覚すると上流工程からやり直さなければいけなくなるなど、大きい出戻りが発生してしまいプロジェクトに大きな影響を与えるようなことは避けたいため、優れた設計ができる人材が優遇されます。

大規模案件の開発経験を積む

案件の規模が大きくなると、それだけ開発に関わる人数が多くなるため、プロジェクト管理が非常に難しくなってきます。

数千万~数億円規模のプロジェクトに参加したこと経験をもっていれば、どういう対応が必要か、プロジェクト管理を容易にするためにはどうすればよいかなどの行動に移すことができるノウハウをもっているので、単価交渉にも有利な武器となります。

クライアントが求めるスキルを身につける

言語別ランキングで求められるスキルが何かについて掲載しましたが、案件に対する単価は、あなたがどんなスキルを持っているかによって左右されます。

プロジェクトで利用するスキルを持っていれば、即戦力としてすぐに仕事に取り掛かることができるのため、プロジェクトの進捗を上げるための人材として優遇されます。

案件ごとに必要なスキルはもちろん変わってきますが、案件に応募する前に案件内容を十分に把握し、どんなスキルが必要なのか、単価交渉に有利になるスキルをもっているのかを把握しておけば、単価を上げることができる案件に応募することが可能です。

まとめ

今回はフリーランスの言語別ランキングについて紹介しました。

需要のある言語の習得をしておけば、今後フリーランス活動をしていく上で仕事がなくなるなどの心配は減るかと思います。

ただし、単価については各言語ごとで実はあまり大差はなく、経験年数によってフリーランスが得られるスキル、案件に必要なスキルが単価を大きく左右します。

「安定した仕事の確保」「単価の高い案件の確保」をするためには、需要の高い言語、スキルの習得が必須ですので、キャリアアップが望める案件への参画や、自己学習もしっかり行い、効率よく言語、スキルの習得を行っていくことがフリーランスとして成功する鍵となります。

※今回の調査データについては「エンジニアスタイル東京」から集めたデータであり、実際の案件についてどのようなものがあるか興味のある方は参考にしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました